
TOEICの勉強はたくさんしたけれど、実際に英語を使うとなると自信がない…
研究室では英語のゼミがあるのだけど、どう準備すればよいのだろう?
今後の会社での会議はもちろん、就職活動でも英語で面接するところがあるみたい。最低限ビジネスでよく使う表現は知っておきたい。
この記事の対象者
これからゼミや学会で英語での質問や司会進行をすることがある学生
会社の会議などでよく使うビジネス英語の表現を知りたい方
英語は現代社会において必要不可欠であることは言うまでもないかと思いますが、それでも日本人は英語が苦手な方が多いといわれています。
特に、英語でのプレゼンや司会といったスピーキングが必要な場面となると、「リーディングやリスニングはできるけど、話すのはちょっと…」と尻込みをする人も多いのではないでしょうか?
英語を話すことに自信がない理由は経験がないからということがもちろん一番の理由ですが、その前にそもそも実践を踏まえた練習が足りていない可能性があります。
会議や面接で初めて英語を使う場面から自信をもって話すことができるように、プレゼンや質問でよく使う英語表現を押さえておくことが本番への準備となります。
なお、全般的なスピーキング力やビジネス英語の勉強手段としては、DMM英会話や杉田敏先生の現代ビジネス英語などをお勧めしています。現代ビジネス英語についての詳細は以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
今回は、英語での司会進行の際に役に立つ表現をいくつか紹介します。
導入:会議・ゼミを始める際のフレーズ
- Well, everyone is here. Let’s get started.
全員揃いましたので、会議を始めましょう。 - In the interest of time, let’s get right into it.
時間の関係もありますので、さっそく始めましょう。 - Let’s wait a few more minutes for XX to prepare. / Let’s wait a few more minutes for people to arrive.
XXさんが準備できるまでもう数分待ちましょう。 / 参加者が到着するまでもう数分待ちましょう。 - We would like to discuss XX with you today. / Today, we are going to talk about XX.
本日はXXについてお話ししたいと思います。 - So, let’s start with the first item on the agenda. / To begin with, let’s start with the presentation from XX.
それでは、議題の最初の項目から始めましょう。 / まず初めにXXさんのプレゼンを始めましょう。 - Is there anything that we should focus on today?
本日の会議で焦点を当てるべき議論はありますか?
つなぎ:次のトピックへの移行や質問を受け付ける際のフレーズ
- We have about XX minutes left, and ~
あとXX分ほど残っていますので、~ - Now, let’s move on to the next topic.
それでは、次のトピックに移りましょう。 - So, let’s go over the next topic.
では、次のトピックについて話し合いましょう。 - Dose anyone have any questions or comments?
質問やコメントなどはございますか? - We would be happy to take any questions. / I’ll open it up for some questions.
質問を受け付けたいと思います。 - If there are no further questions or comments, let’s move on to the next item on the agenda.
他に質問やコメントがないようでしたら、議題に移りたいと思います。 - Has anyone had an experience of XX?
XXの経験がある方はいらっしゃいませんか?
質問:理解の確認をする際のフレーズ
- Could I just confirm my understanding?
私の理解が正しいか確認してもよろしいですか? - May I confirm one thing on XX? / I’d just like to confirm that ~.
XXについて確認してもよろしいですか? / ~について確認したいです。 - Just to check, am I correct that ~ ?
確認ですが、~ということで合っていますか? - I’m sorry, but could you please say that again?
申し訳ないですが、もう一度おっしゃっていただけますか? - I’m afraid I’m not following what you are saying.
申し訳ないですが、おっしゃっていることがよくわかっていません。
意見:賛成・反対・意見を出す際のフレーズ
- I completely agree. / I entirely agree.
完全に賛成です。 - I agree with you on that.
私も同じように思います。 - That may be true but ~
それは正しいかもしれませんが、~ - I may be wrong but ~
私が間違っているかもしれませんが、~ - I understand what you are saying. But ~ / I take your point. But ~
あなたのおっしゃることはわかりますが、~ - But, from a different perspective, ~
違った考え方をしてみると、~ - Let me play devil’s advocate.
(あえて)反対の意見を出しますが - On the other hand, ~
一方で、~ - It seems to me that ~
私には~のように思えます。 - But in my view, ~ / But in my book,
しかし、私の考えでは、 - The way I see it, / In my opinion,
私の考えでは、 / 私の意見では、 - From what I understand, ~
私が理解しているところだと、~
締め:終了時に使うフレーズ
- Does anyone add one more question before we close the meeting?
終了前に追加で質問したい方はいらっしゃいますか? - Let’s wrap things up.
まとめましょう。 - Let’s recap what we’ve covered.
これまで話したことをまとめましょう。 - Let’s call it a day. Thank you for your time today.
終了にします。お時間をいただきありがとうございました。 - Have a great day, everyone.
良い一日を。
番外編:Web会議でよく使うフレーズ
- Can everyone hear/see me?
聞こえていますか? / 見えていますか? - I’m sorry I was on mute.
すみません。ミュートになっていました。 - I’m sorry but it’s hard to hear you. Could you please say that again?
申し訳ありませんが少し聞き取りづらいです。もう一度おっしゃっていただけますか? - Would you please speak louder into the microphone?
マイクに近づいて大きめの声で話していただけますか?
まとめ
いかがでしたか。
今回は英語の会議やゼミで司会をする場合によく使用する表現について、いくつかピックアップしました。
難しい表現はほとんどないので、少し知っておくだけで役に立つと思います。
議論の方向付けや質問をする際に大事なのはやはり話す内容にはなりますが、定型的な表現を覚えることでその前後のつなぎがとてもスムーズになると思います。
英語で会議やゼミがある方は是非参考にしてみてください。
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